社長ブログ
8.312018
シール作成・依頼のポイント
シールを作成する際の要が原稿になります。
現在では、原稿のほとんどが、
https://www.adobe.com/jp/# アドビ社のイラストレーター
というソフトを活用して作成しています。
今号では、イラストレーターの活用方法ではなく原稿作成
の「考え方」とシールを「安く依頼」するための「裏ワザ」をお伝えいたします。
他社では軽視されていますが、本当に大切な極秘のお話です。
お客様に実際に話しを伺うと、意外に大雑把な目的(なんとなく必要だから)
で作成しようとされるケースが多いです。
例えば、和菓子に貼る場合
できるだけブランドの統一と安くパッケージを作成するために
包装紙や箱は統一し、商品名などはシールで分類するケースです。
シールのデザインとしては、サイズ・材質・書体を統一してある程度の
見栄えは可能です。
ただ、ポイントとしてはその商品の特徴・お客様に伝えたいこだわりを
可能な限り書き出すことです。
実は、この書き出した思いが全ての出発点になります。
(理想は商品開発の際の思いが明確であれば、その時に書き出しているのですが
開発となると予定通り進むことは少なく偶発的にできることがほとんどのようです。)
想像してみてください。
営業マンと打合せをする際に、「なんとなくこんなシールが欲しい」という
会話と、「自分の思いが書き出されたノートを片手にこれが伝わるシール
が欲しいという」場合にどちらの方が営業マンは本気になるでしょうか。
もちろん営業マンはプロですので手を抜かないことが前提ですが、どちらの
お客様に対して「+αを生み出しやすいか」 ということです。
そして、この書き出したノートが販売する際にも大きな影響を与えます。
「なぜこの商品にこのデザインのシールを付けたのか。」
販売員さんが理解しているケースはほとんどありません。
知っている場合、知らない場合で接客の時に違いがでるのは明らかです。
販売員さんに伝える場合に、手書きの情熱のこもったノートが役に立つことは言うまでも
ありません。
そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、規模が大きくなればなるほど実際に
取り組まれているお客様はごくわずかです。
やはり商品の目的・思いが明確だと原稿作成・材質選びもスムーズです。
実際の原稿作成は、デザイナーさんが0から作りデータを入稿して頂く場合と
お客様が手書きでラフスケッチを書いてシール会社がデータ化する場合など様々
ですので、お気軽にご相談ください。
「シールを安く製作するポイント」としては
1「色数を減らす」
当然ですが、カラー4色で印刷するよりも、色数が少ない方が
版代も印刷工賃もやすくなります。
デザインによっては単色の方が品良く見えたり、斬新に見える
こともございますのでご参考ください。
2「抜型をキリの良いサイズにする」
シール会社では抜型をたくさん保有しております。
会社により異なりますが、その抜型を無料でお使い頂ける場合も
ございます。
ですから、101×49㎜であれば、100×50㎜の方がシール会社で
保有している可能性が高まりますのでシール会社さんに相談して
見てください。
今号では、他社では教えてくれない極秘のポイントと
会社によっては教えてくれる裏技をご案内いたしました。