社長ブログ
8.242017
東和マーク㈱のあゆみ 1
今回は、東和マークが創業するまでのエピソードをご紹介させて頂きます。
話は、先代(黛英雄)が、昭和33年3月30日15歳の時に群馬から上京したところから
始まります。
先代は8人兄弟の6番目だったことから、集団就職で上京しました。
ですから仕事をする=生きるため という最低限の目的のために仕事をしていたと思います。
この生きるために働くという究極の厳しさが、後の仕事に対する厳しさを育んだと思います。
上京したての頃は、年齢が若いこともあり、仕事というよりは雑用が仕事という日々だったようです。
特に厳しかったのが掃除です。
社長宅の廊下・箪笥・柱から靴磨きまで。この時に、細かい事への気配り・我慢を覚えたそうです。
恐らくこの細かい気配りが今の東和マークの品質へと受け継がれていると感じています。
ちなみに当時の初任給は住み込みで3000円/月
コッペパンにピーナッツクリームを塗って15円/個の時代だったそうです。
教科書にでてくる丁稚奉公を体験した最後の世代かもしれません。
有難いことに、当時、育てて頂いた会社から現在もお付き合いさせて頂いていることから
愛情もたくさん頂いていたように思います。
2代目の私の仕事への思いとしては、先代の厳しさ、品質へのこだわりは当然のこととして、
さらなる高みを目指さなくていけないと感じています。
仕事は、楽しい、ワクワクする活動であること。
それはラクをするとは全く別の話です。東和マークの製品を購入いただいたお客様には、
「このシール貼ったら雰囲気すごく良くなった~」
「この名札にしたら皆のやる気が変わった。嬉しいな~」
と、喜んで頂きたいのです。
お客様に喜んでいただく製品を販売する際、楽しいそうな営業の雰囲気と、
難しい顔をしている営業とどちらの営業から購入したいでしょうか?
製品を開発する際も、ノルマに追われて緊張感満載でミーティングする打ち合わせと、
お客様の笑顔を創造して楽しそうにするミーティングでは結果は全く異なると思っています!
次回は、創業のストーリーをご紹介させていただきます。